A-Button営業日誌

2008/04/02(水) そもそも何故「秋葉原」で「ゲームバー」なのか

はてブ情報 はてブに登録 はてブ数 2008/04/02 2:36 雑記 abutton
ゲームが好きな大人のたまり場って、基本的に無いんですよ。

あってもゲームセンターが関の山で、今ならモンハンやりたいと思うと、ネットで待ち合わせ決めてから、オフで会うというのが主流。自然発生的なコミュニティが保持されている場はそれこそゲーセンがしかないでしょう。

ゲームも今では大人の趣味の一つです。子供なら「○○の家に集まろうぜ!」とか言って、放課後に遊べばいいのかも知れませんが、大人はそういう訳にはいきません。かといって飲み屋でPSPとか取り出して黙々とゲームしててもアレだし、話をするだけでも普通の飲み屋だとちょっと厳しい。出来てもオタ仲間と肩身を狭くして、スポーツ新聞見ながらプロ野球の結果を大声で話す人の隣で、小声ひっそりファミ通開いて話すだけとか。

そんな大人のために、レゲーから最新機種までゲームの話全然OK、アニメ、マンガのネタもOK、大人だってゲームの話したいじゃん、週刊誌の連載マンガの話したいじゃん、そんな人たちへのリアルサイトの提供が目的なのです。

だからこそ場所は秋葉原です。新宿や中野じゃない、池袋もちょっと違う。俺達、なんだかんだで秋葉じゃん、他の用事もあるし、ちょっと寄るか。みたいなノリのお店です。


話は変わりますが、「キリン」というバイク乗りを題材にした漫画があります。この漫画に出てくるバイク乗り達は、皆行きつけの喫茶店があり、そこでバイクの話題に花を咲かせ、時にはバイクについて議論して言い合いになり喧嘩してます。
バイクという趣味は長い歴史があるので、このような「行きつけの店に集まる」という文化があり、その店もバイク乗り仲間の誰かが店長だったりして、なんだか知らないけどバイク乗りが集まる飲食店が、実際日本中あっちこっちにあったりするのです。


最初の話に戻すと、店主はゲーマーの集まる店を作りたいのです。それは既存のゲーセンではなく、酒を飲めて、朝までグデグデ時間を潰しながら、好きなゲームの話を思う存分できる店でなくてはいけないと店主は考えています。
ゲーム文化もインベーダーから数えても30年。そろそろユーザーサイドが次世代に突入してもいいのではないかと思います。
ゲーマーによる、ゲーマーのための店、それが「Aボタン」でありたいと思います。

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